車の維持費って実際どれだけ
かかってるか知ってる!?
車を持っていると必ずかかってくる
”維持費”
この記事では
- どれだけの金額がかかっているのか
- 維持費を安くする方法
を紹介します!
実際に、車の購入費より維持費の方がかかっているなんて事、ザラにあります
僕も維持費で相当悩まされてきました( ; ; )
車選びの際はここも気にしてほしいですね
維持費概要
維持費とは何か?
車を維持するのにかかる費用だよ!
車の維持費
- 税金(自動車税・自動車重量税)
- 保険(自賠責保険・任意保険)
- メンテナンス費(修理費・タイヤ代・オイル交換など)
- ランニングコスト(ガソリン代・高速料金など)
税金
自動車にかかる税金は2種類あります
- 自動車税
- 自動車重量税
自動車税
毎年4月1日時点の車の所有者が支払う税金です
所有車が
軽自動車の場合・・・軽自動車税
普通車の場合・・・自動車税
という税金がかかってきます
軽自動車税
軽自動車税 | 2015.3.31以前に (※)新車新規登録された車両 | 2015.4.1以降に (※)新車新規登録された車両 |
自家用車 | 7200円 | 10800円 |
軽自動車の場合は一律上記の料金です
軽自動車税は市町村税のため、
地域によって金額は前後します
自動車税
普通車の場合は排気量によって金額が変わってきます
排気量 | 2019.9.30以前に 新車新規登録された車両 | 2019.10.1以降に 新車新規登録された車両 |
1000cc以下 | 29,500円 | 25,000円 |
1000cc超 1500cc以下 | 34,500円 | 30,500円 |
1500cc超 2000cc以下 | 39,500円 | 36,000円 |
2000cc超 2500cc以下 | 45,000円 | 43,500円 |
2500cc超 3000cc以下 | 51,000円 | 50,000円 |
3000cc超 3500cc以下 | 58,000円 | 57,000円 |
3500cc超 4000cc以下 | 66,500円 | 65,500円 |
4000cc超 4500cc以下 | 76,500円 | 75,500円 |
4500cc超 6000cc以下 | 88,000円 | 87,000円 |
6000cc超 | 111,000円 | 110,000円 |
また、軽自動車、普通車同様に
新車新規登録されてから13年経ったガソリン車とLPG車、
11年経ったディーゼル車は
重課税率が適用され15%税金が上がります
(※ハイブリット車、電気自動車は適用されません)
金額が上がりますし故障リスクも高くなるため
維持費を安く抑えたいなら乗り換えの検討をおすすめします
自動車重量税
自動車の新規登録や車検のタイミングで
車検証の有効期間分をまとめて支払う税金です
自動車重量税の計算方法
自家用車 | 軽自動車(年間) | 軽自動車以外(年間) |
新車登録〜12年目 | 3,300円 | 4,100円/0.5t |
13〜17年目 | 4,100円 | 5,700円/0.5t |
18年目以降 | 4,400円 | 6,300円/0.5t |
例えば軽自動車を新車で購入した場合
軽自動車の場合、重量関係なく一律料金のため 3年後の車検のタイミングで 3,300円(年間)✖️ 3年 =9,900円 それ以降は、2年に1回の車検のタイミングで 3,300円(年間)✖️ 2年 =6,600円 13〜17年目は2年ごとに 4,100円(年間)✖️ 2年 =8,200円 18年目以降は2年ごとに 4,400円(年間)✖️ 2年 =8,800円 となります
普通車で1.4tの車両を新車で購入した場合
0.5t = 4,100円 の為 年間 1.4t = 12,300円 となります 3年後の車検のタイミングで 12,300円(年間)✖️ 3年 =36,900円 かかります それ以降は、2年に1回の車検のタイミングで 12,300円(年間)✖️ 2年 =24,600円 13〜17年目になると 0.5t = 5700円 の為 年間 1.4t = 17,100円 となります 2年ごとに 17,100円(年間)✖️ 2年 =34,200円 18年目以降は 0.5t = 6,300円 の為 年間 1.4t = 18,900円 となります 2年ごとに 18,900円(年間)✖️ 2年 =37,800円 となります
税金を安く抑える方法
自動車税、自動車重量税は
排気量によって金額が決まっていますから
安く抑えたいなら排気量が低い車種や
重量の軽い車種を選ぶしか方法はありません
軽自動車が一番おすすめですが
普通車に乗りたいなら1000cc以下
またはコンパクトカーなど1500cc以下で探すのがいいでしょう
排気量が低い車種は重量も軽い傾向に
あるのでおすすめです!
保険
自動車の保険には2種類あります
- 自賠責保険
- 任意保険(自動車保険)
自賠責保険
法律によって加入が義務づけられている保険です
強制保険と言われている保険ですね
こちらも自動車重量税と一緒で車検の時に支払います
24ヶ月 | 25ヶ月 | |
軽自動車 | 19,730円 | 20,310円 |
普通車 | 20,010円 | 20,610円 |
自賠責保険に関してはどこで車検を受けようと
金額は変わりませんし、安くする方法もありません
補償内容
損害 | 支払い限度額 |
障害による損害 | 120万円 |
後遺障害による損害 | 神経系統・精神・胸腹部臓器に 著しい障害が残り介護が必要な場合 常時介護の時:4000万円 随時介護の時:3000万円 後遺障害の程度により 第1級:最高3000万円〜 第14級:最高75万円 |
死亡による損害 | 3000万円 |
死亡するまでの障害による損害 | 120万円 |
簡単に覚えておいて欲しいのが
限度額がある事です
もし人身事故を起こせばとんでも無い金額がかかります
認定総損害額 | 被害者 | 職業 | 損害 |
5億2853万円 | 41歳男性 | 医師 | 死亡 |
3億9725万円 | 21歳男性 | 大学生 | 後遺障害 |
3億9510万円 | 20歳男性 | 大学生 | 後遺障害 |
実際にあった人身事故の例です
自賠責保険では補いきれません
その為に加入するのが任意保険(自動車保険)です
任意保険
自賠責保険では補いきれない分をカバーする保険です
車種によって金額は様々ですが
対人・対物には無制限で加入しておきましょう
車両保険もありますがあまりおすすめしません
保険で維持費が高くなる原因はほとんどこれですね
車両保険が不要な理由はこの記事で解説しています
車両保険に入っていると結局修理代より保険料が高くなる
事がほとんどです
そもそも車両保険は自損した場合のみの補償なので
安全運転を心がけましょう
保険を安くする方法
保険料を安くするには保険を見直しましょう
窓口で保険を契約すると
人件費、手数料などが上乗せされていて普通より高くつきます
ネット保険でも同じ補償は受けられますし
人件費などがかからない分、安くなります
SBIホールディングス株式会社が運用しており
利用者が800万人を突破しているサービスです
サービスは全て無料で最大21社の見積もりが
1度に取り寄せられる為、最安値を選びやすいです
全てネットで出来るのでおすすめです
是非、活用してみてください
メンテナンス費
車検や修理費、タイヤ交換、オイル交換、バッテリー交換など
メンテナンスにかかる費用は様々です
また車種によっても大小金額は変わってきます
しかしメンテナンスを怠ると故障するリスクが上がりますし
最悪の場合、車が動かなくなります
そうなれば大きな金額がかかってくる為
必ず行いましょう
自分で出来る項目
- タイヤのチェック
- ワイパーの交換
- ウォッシャー液の補充
- ヘッドライトの交換
- エアコンフィルターの交換
- エンジンオイル、ベルト、バッテリーのチェック
GoogleやYouTubeで調べると
簡単に出来ます
自分でしないともったいないですね
整備工場に頼りたい項目
- エンジンオイル、フィルター交換
- バッテリー交換
- ブレーキパットの交換
- タイヤ交換
これらは整備工場に任せましょう
車検
車検は何店舗か周って決める事をおすすめします
高額な費用がかかる車検ですが
ディーラーと比べて、
整備工場やカー用品店、ガソリンスタンド
の方が安く出来る場合もあります
メンテナンス費を安くする方法
メンテナンス費を安く抑えたいなら
点検、メンテナンスをこまめにする!
これに尽きます
故障をしてしまえば
直すのに大きな金額がかかります
これを回避する事が
一番重要ですね^^
ランニング代
ガソリン代や高速料金など
日常でかかる金額ですね
ガソリン代
安く抑えるには燃費の良い車に乗りましょう
運転する回数を減らすなどもありますが
出退勤などで車を利用しているなら
それは厳しいですよね
燃費の良い車と悪い車で比べてみましょう
1L=170円の場合 | 燃費の良い車 (30km/L) | 燃費の悪い車 (15km/L) |
500km走った時のガソリン代 | 2833円 | 5666円 |
30km/Lと15km/Lの車では2倍の差があります
この車で1年で1万km走ったとすると
56,660円の差額が生まれます
安くする上で燃費がいかに重要か分かりますね
高速代
高速道路の利用料金ですね
僕もよく高速道路を利用しているのですが
今だに料金所で一般で利用している車を見かけます
高速代を安く抑えたいなら必ず
ETCカードを利用する事をおすすめします
ETCカードを利用すると通常料金から割引されます
ETCカードには多くの割引内容がありますが
ここでは、多くの人が使える割引内容を紹介します
- 平日朝夕割引
- 深夜割引
- 休日割引
平日朝夕割引
対象車種 | 全ての車種 |
割引対象日時 | 平日 朝6〜9時、夕17〜20時 |
割引率 | 1ヶ月の利用回数が5〜9回で約30%割引 10回以上で約50%割引 |
深夜割引
対象車種 | 全ての車種 |
割引対象日時 | 毎日午前0時〜4時 |
割引率 | 30%割引 |
休日割引
対象車種 | 全ての車種 |
割引対象日時 | 土曜、日曜、祝日 (大型連休や年末年始、GW、お盆など対象外になることもあります) |
割引率 | 30%割引 |
ETCカードを利用するだけで高速代は安くなります
料金所で止まる必要もなくなるので使わないと損ですよ^^
ランニングコストを安くするには
まとめ
車の維持費は想像以上にかかるものです
ですが、それぞれ見直すことで
安く抑える事ができます
維持費に振り回されないよう注意して
より良いカーライフを送りましょう
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