車両保険がいらない理由とは?家計の見直しに大きな効果!

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自動車に乗る人ならほとんどの方が入っているであろう自動車保険対人・対物保険は誰もが入っているでしょうが、車両保険はよく

車両保険は必要だ!」「車両保険は不要だ!」という議論が巻き起こります。

この議論には大きく3つの影響により巻き起こります

  • お金に余裕がない
  • 身の丈に合っていない自動車に乗っている
  • 保険内容の勘違いや理解をしていない

これらの理由によって車両保険必要派と不要派が別れます

結論から言って

 車両保険は不要です

この記事では
  • なぜ上記3つの影響で車両保険が「必要」or「不要」の議論が巻き起こるのか
  • 車両保険が不要な理由

について解説します

車両保険とは

そもそも車両保険とは?

任意自動車保険の中身で、「対人」「対物」「車両」の補償がありその中の「車両」に対する保険です

そんな事当たり前に知ってるよ〜

という方も再認識しておいてください。

車両保険とは

自分の車が事故や盗難、自然災害等による損害に対して保険金が支払われる

ここで重要なのが、車両保険が適応されるのは『自分の車のみ』です

よく勘違いしているのは、『車対車の事故で相手の車両に支払う金額は、車両保険で支払われる』と思っている人がいますが、相手の車に対する修理費等は、自動車保険の「対物保険」から支払われます。

あくまで車両保険は、自分の車のみにしか保険金は支払われないので理解しておきましょう

なぜ3つの影響で必要or不要の議論が巻き起こるのか

議論が起きる3つの影響とは

  • お金に余裕がない
  • 身の丈に合っていない自動車に乗っている
  • 保険内容の勘違いや理解をしていない

から発生します

車両保険が必要という方には上記3つの全て、またはいずれかが当てはまっています。

⭕️お金に余裕がない

お金に余裕がない人は、事故に遭い車の修理代が自費で払えない、だから車両保険に加入する。と言った方がほとんどではないでしょうか。

お金に余裕がある人は、車両保険がいかに不要か知っている為、入る事がありません

車両保険自体が高額な為、毎月の支払いで結局お金が貯まらず余裕がない為、次のような悪循環が生まれます

お金に余裕がないから心配」→車両保険に加入」→高額な支払い」→お金が貯まらない」→①に戻る

この悪循環から抜け出せずにいる、ですから車両保険が必要なわけです

⭕️身の丈に合っていない自動車に乗る

僕自身もそうでしたが、身の丈に合っていない車に乗ると、上記と同じくお金に余裕が生まれない為車両保険に入ってしまう羽目になります

身の丈に合っている車(参考は年収の半分以下の金額)に乗っていればお金に余裕も生まれますし、万が一事故にあっても損害は少なく自身の貯金等から支払う事ができます。

身の丈に合っていない車の場合、購入費や維持費等でお金に余裕が生まれにくいですし、修理代も高くなりがちの為、車両保険に加入してしまう羽目になります

⭕️保険内容の勘違いや理解をしていない

車両保険が適応されるのは、自分の車に損害が生じた場合のみです

最初に説明しましたが、『車対車の事故で相手の車両に支払う金額は、車両保険で支払われる』と勘違いしている人が多いです。相手の車両に支払われる金額は、「対物保険」になる為、車両保険は関係ありません

もちろん自分の車に対する修理代は車両保険から出るのですが、車対車事故で10対0で100%自分が悪い場合以外は、相手からも支払われる為、全額自己負担ということはありません

車両保険が不要な理由5選

車両保険が不要な理由は以下の通りです

不要な理由
  • 保険料が高くなる
  • 家計に与えるダメージが小さい
  • 保険適応で保険料が高くなる
  • 保険料の支払いが修理代より高くなる事がある
  • 修理費用全額が補償されるとは限らない

保険料が高くなる

車両保険に加入している方はわかると思いますが自動車保険料が高くなります。何かしらの特約をつけているなら尚更です。利用している車両にもよりますが、車両保険を解約するだけで自動車保険料は半額になることも珍しくありません

家計に与えるダメージが小さい

車両保険は事故等で自分の車を修理する際に支払われますが、保険に加入していなくても家計に与えるダメージは小さいです

大抵は数万〜数十万円で済みます。(高級車等は数百万円かかることも)

生活がキツくなる人もいるかも知れませんが、人生が破綻するほどではありません

最近は安心の為に保険に加入する人が多いようですが正しい保険の使い方を知りましょう

そもそも保険に入る理由とは?

万が一起きたら人生が破綻するリスクがある事

損害が1000万円以上(あくまで参考です。人によって異なります)

例:車で人を轢いてしまい死傷させた(自動車保険(対人賠償))

  車で他人の家や電柱等に突っ込んだ(自動車保険(対物賠償))

  家が火事になった(火災保険)

  一家の大黒柱が亡くなった(生命保険)

これらは全て数千万〜数億円(過去に事例あり)の損失額が有ります。これらが起きると、家計または人生が破綻するリスクが有ります。これらに対しては保険で備えるのがセオリーです

これに対して自動車の修理代は家計が破綻するほどの金額にはならない為、保険で備える必要がありません。ましてや、毎月、毎年の車両保険料の方が家計を圧迫している原因になっています。

保険を使うと次年度から保険料が高くなる

車の修理代を保険で支払うと次年度から等級が下がり保険料が上がります。

等級が高いと保険料が安くなり等級が低いと保険料が高くなります

⭕️自動車保険は1年に1等級ずつ上がっていき、安くなります

(例:現在=8等級、1年後=9等級、2年後=10等級・・・)

車の修理代等で保険を適用すると等級がダウンし、保険料が上がります

事故に遭い車の修理=3等級ダウン』、『盗難、落書き、自然災害等=1等級ダウン

⭕️修理代に保険を適用した場合(3等級ダウン事故の場合)

(例:現在=8等級で事故に遭う、1年後5等級、2年後6等級・・・)

事故に遭った場合、元の等級に戻るのに3年間かかります。その間、保険料は元の金額より割高になってしまうのです

この3年間の保険料は無事故と比べて平均で約1.55倍も保険料が上がります。さらに家計は圧迫されてしまいます

保険料の支払いが修理代より高くなる事がある

上記で紹介した通り、事故を起こして等級が下がった3年間の保険料の割り増し額が修理費を超えてしまう事があります車種によります)。感覚的には修理代を後払いしているような事です。結局、自費で出した方が良いなんてこともザラにあります。

数百万円の損失があるなら別ですが、高級車等ではない限りそこまでの金額が修理代になる事はあまりありません。

このようなリスクがあり、使い勝手もあまり良くない為、不要な理由の1つですね

修理費用全額が保障されるとは限らない

車両保険で補償される金額の上限は車両保険金額によって決まります。車両保険金額は「その車両に対して○○円までの金額は保険で補償します」と言ったもので、契約時や更新時に決めます。

この金額を上下させると保険料も変わってきますが、下げる事は可能でも上げれる範囲は決まっています。

車両保険金額は車の時価相当額を元に保険会社が提示する範囲で決めなければいけません。時価相当額によるので、年数が経っている車ほど上限は低くなってきます。

仮に時価相当額が70万円の車の場合、車両保険金額も設定できるのは70万円までとなります。もし修理代が100万円かかると残りの30万円は自費となります

このように全額が補償されるわけではないのが車両保険です

自動車保険を安くして家計の負担を減らそう

これまで車両保険が不要な理由を説明しましたが、理解できた方はいかに不要か分かったと思います

難しいと思った方は、自動車保険を契約、見直しする際は以下の事を知っていればOKです

必須・・・対人・対物のみ

不要・・・車両、その他特約

自動車保険は家計を圧迫している高額な保険の1つです。その中で「対人・対物」は必須ですが、「車両保険」は不要です。

車両保険を解約するだけで年間数万円〜数十万円の節約に繋がります。自動車保険を安くして家計に余裕を持たせましょう。

自動車保険を安くする方法はこちらの記事で紹介しているので興味がある方はご覧ください

車両保険が必要な人は?

最後に車両保険が必要な場合を紹介します

  • お金に余裕がなく修理代が足りない
  • 身の丈に合っていない車に乗っている
  • 危険運転、事故率が高い

これらの場合には車両保険に加入する事をお勧すすめします。ですがこのような場合の人は

お金に余裕がないから心配」→車両保険に加入」→高額な支払い」→お金が貯まらない」→①に戻る

といった負のループから抜け出せないという状況になりまねますので注意しておいてください

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